5歳女児変死:28日で発生から1週間 住民に広がる不安

事件発生から28日で1週間を迎える。県警東金署捜査本部は、幸満(ゆきまろ)ちゃんは遺体発見現場のごく近くで被害に遭ったとみて不審者の洗い出しを進めるが、容疑者像は絞り切れていない。小学校で集団下校が始まり、公園から子供の姿が消えた街で、住民の不安が広がっている。

 現場には27日も花束を手向ける人が訪れた。長男(5)と長女(2)を連れてきた千葉市の男性会社員(34)は「早く事件を解決してほしい」。シャボン玉液と花束を供えた千葉県九十九里町の会社員の男性(59)は「孫が近くの小学校に通っている。人ごととは思えない」と手を合わせた。


 捜査本部のこれまでの調べでは、幸満ちゃんは21日午後0時25分ごろ、同市東上宿の路上で発見された。目立つ外傷はなかったが、左腕に強い力でつかまれた可能性のあるあざがあったという。

 幸満ちゃんは午前11時ごろ、発見現場の北東約300メートルにある多恵子さん(38)が勤めるクリニックにいた。その後の足取りは未確認だが、正午ごろ、現場近くの路上での目撃情報があり、病院から現場までの狭い範囲で事件に遭ったとみて、重点的に聞き込みを続けている。

 一方、犯行目的の見方は分かれる。一つはわいせつ目的。幸満ちゃんは発見時、衣服を身につけていなかった。ただ、行方不明から遺体発見までの時間が短く、当初から殺害目的だった疑いもあり、恨みなどの線も捨てていない。


 発見現場に近い市立鴇嶺(ときがね)小学校は事件翌日から集団下校を始めた。解散場所から1人になる小学2年の長女(8)を迎えに来たという母親(32)は26日、「いつまで続ければいいのか」と不安そう。教諭も通学路で見守る。伊東雅毅校長(57)は「一日も早い解決を望みます」と話した。

 市教委は1日2回、全域を車で巡回し、子供だけで遊ばないよう呼びかけるとともに、公園などで死角を生み出す樹木の伐採作業を始めた。

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