「アキレスと亀」でベネチア“金”狙う、たけしの勝算

北野武監督(61)の最新映画「アキレスと亀」(9月20日公開)が、イタリア・ベネチアで8月27日(現地時間)に開幕する第65回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決まった。これまで受賞実績がある映画祭だけに、北野監督は早くも勝算アリアリの様子。どんな戦略で臨むのか。

 ベネチア映画祭で、もはや常連の北野監督は、1997年に「HANA−BI」で金獅子賞(作品賞)、2003年に「座頭市」で銀獅子賞(監督賞)を受賞している。

 「アキレスと亀」は、自ら演じる売れない画家が主人公で、唯一の理解者の妻(樋口可南子)との夫婦愛がテーマ。北野監督のコメントには、作品への自信が十分にうかがえる。

 「なんたって、今回の作品の主人公の名前は真知寿(マチス)だし、作品の中で出てくる絵はみんな自分で描いたんだけど、才能の無い画家という設定の主人公がヨーロッパのアーティストなんかを真似て描いた絵も出てくる。向こうはそういう画家の本場だからね」

 「HANA−BI」でも、自作の絵をシーンの中に登場させ、ヨーロッパ人ウケする富士山などの映像も効果的に使用。しかも、この作品も夫婦愛がテーマだった。そう考えると、北野映画の“勝利の方程式”に則っているともいえそう。受賞となれば事務所にとっては“山本モナ騒動”を跳ね飛ばす福音にもなりそうだ。監督は映画祭初日に現地入りする予定だ。

 コンペ部門には、ほかに宮崎駿監督(67)の「崖の上のポニョ」(公開中)、押井守監督(56)の「スカイ・クロラ」(8月2日公開)も日本から出品される。



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