被害女性は明るい人、絶たれた未来…八王子2人殺傷

「信じられない」。被害者の女性のアパートの住民は、そう言って絶句した。

 被害者の女性は中央大学入学当時から東京都八王子市内越町にある1K(家賃4万円)のアパートに住んでいた。

 同じアパートに住む女性会社員(41)は、ボーイッシュでジーパンの似合うおしゃれとの印象を持っていた。「細身で小柄。会えば必ずあいさつをする明るい女性でした。アパートの住民で食事に行くほど、みんな仲がよかったのに…」と話した。

 昨夜はショックで一睡もしていないという大家の妻は「面倒見のいい娘さんでした」とだけ答えた。

 被害者の女性は書店に入ってすぐ左側の本棚で本を整理していて不意に襲われ、尊い命を奪われた。

 容疑者は事件後、文化包丁を現場に残して逃走、現場の駅ビルから約400メートル離れたJR八王子駅前にある交番前で取り押さえられていた。

 目撃者らによると、事件後に犯人らしい男が交番前にいるという情報があり、無線などで聞いた数人の警察官が「あっちだ、あっち」と交番方向へ走った。容疑者は「八王子駅北口交番」で不審者尋問に「私がやりました」と答え、取り押さえられた。

 四方を警察官に囲まれたまま自分で歩き、うつむいて無言のままパトカーに乗せられたという。

 居合わせた男子大学生(20)によると、駅ビル前で待ち合わせをしていると、パトカーや救急車が集まってきて、ビル入り口が封鎖された。直後、心臓マッサージを受けながら、担架で運び出される若い女性の姿を目撃。女性は真っ白な顔をしていたという。

 JR八王子駅前の書店前にいた女性会社員(29)はパトカー5、6台がサイレンを鳴らしながら、集まってくるのを目撃。駅前の交番付近に警官が集まり、騒然とした雰囲気となった。女性は「怖い」とおびえたように話した。


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